こんにちは。
八戸市の卓球指導者沼田です。→プロフィール

最近はだいぶ秋めいてきて朝晩は寒い日もありますね。そして2020年もあと3か月。早いですね。各地試合も少しずつ再開されてきていますがまだまだ油断はできません。この時期は2年に1回はインフルエンザにかかっているので引き続き手洗い、うがいは徹底していきたいですね。

さて暫く更新が滞っておりました自己紹介についての社会人編の第6弾。です。

少しずつこれまでの日常へ

事故からひと月が経ちゲーム漬けの毎日から少しずつではありますがこれまでの生活に戻りつつありました。ちなみにこの期間でクリアしたゲームは
・ロマンシング・サガ2
・ロマンシング・サガ3
・ファイルファンタジー5
・ファイルファンタジー13
・ファイルファンタジー13-2
・ドラゴンクエスト3

これぐらいでしたでしょうか。ここまで熱中したのは中学校の時以来でした。おそらくこれから先もここまでゲーム漬けになることはないでしょう。

会社への出勤も再開して卓球以外のことは普通にこなせるようになってきました。当時はまだ運転ができなかったので職場の仲間に送り迎えをお願いしたり、妻にお願いしたり周りの方に沢山助けて頂きました。日常生活を送ることができながらも一つ一つの動作が速くできず不便さを感じていました。しかしながらまだ鎖骨の骨折だけで済んでよかったと生きていることを噛みしめながら毎日を過ごしていました。

ウォーキングで見えたもの

生活ができるようなってくると自然と「練習再開に向けて何をしていけばいいんだろう」ということも考えられるようになってきました。そこで骨折した右の鎖骨周辺は不用意に動かすのは良くなかったのでまず復帰に向けて下半身から鍛えなおすことにしました。幸か不幸か私の住んでいた社宅は5階建ての5階だったのでこの昇り降りでも病み上がりの人間にとっては十分なトレーニングになりました。

具体的にはまずウォーキングから始めました。ランニングではなくウォーキング。これまでただ歩くことはあってもちゃんと時間を作って意識的に「ウォーキングをしよう」と思って行うのは人生で初めて。いつもはランニングしているコースもゆっくり歩くと見えてくる景色も違うものです。足腰を鍛えなおすという目的でしたがいざ行ってみると歩きながら「自分の心を整理する」というような時間になっていました。これまでの練習・試合を振り返ったりこれからのことをゆっくり見つめ直す感じですね。忙しい毎日だと作ることが難しいですがこういう時だからこそと時間のある限り行いました。そして自分のことを応援してくれる人の為にも「絶対に復帰して活躍してやる」と誓いました。

最近の言葉で言うと「感謝と恩返し」、「施されたら施し返す、恩返しです」的な感じでしょうか(笑)

やるしかない

本格的な復帰に向けて今できることを一つずつやっていくしかないということで今後のトレーニングの方向性を相談するために卓球の日本代表のトレーナーを務められていた広島にあるATHERの米沢先生を訪ねました。

沼田勝Facebookより

自分の体の強い所・弱い所、そして今後どういうトレーニングをしていかなければいけないのかなど詳しく教えて頂きました。こういう時は自分が強いと思っていたところが実はそうでもなかったり反対に全然ダメと思っていた所が強かったというような発見ってあるものですよね。

どちらかというとトレーニングはあまり好きな方ではありませんでしたがとにかくやるしかない。復帰してこれまでより強くなるにはやるしかない、と当時の私はこればかり思っていました。その為には行動するしかないと。

4か月振りの実戦復帰

事故から約4か月。
痛みはありながらも注射、テーピングなど少し強引ではありましたが推薦権を得ていた全日本社会人のダブルスには出場することができました。第一シードとして挑んだ大会でしたが私の練習不足でベスト16止まり。パートナーからは散々な言葉を浴びされる(笑)。またその年の全日本のシングルには出場できませんでしたが推薦権があったダブルスでは優勝したペアにセットオールジュースであと一歩というところまで追い詰めることができ少しずつではありますが感覚を取り戻しつつありました。

次回第7弾は「住友金属物流から日鉄住金物流へ」をお送りします。


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