こんにちは。
八戸市出身の卓球指導者沼田です。→プロフィール

最終回の第3回目のテーマは
「試合後の振り返り」についてです。

1、試合前に描いたシミュレーションに対しての結果(反省卓球)


試合後は勝ち負けどちらにしてもさまざまな感情が湧き上がってきます。
特に負けた試合の後は悔しい気持ちが強いので試合を思い出すこともしたくないこともあります。しかしながら時間が経つにつれて「〇〇しておけば良かった」「もう少し思い切っていければ」など少しずつ冷静に分析できるようになってきます。負けた試合に関しては悪かった原因がでてくるのがほとんどですが、その中でも自分がやろうとしたことができたかどうかということを分析することが大事になってきます。一番良くないのがやろうとしたことをしなかった・出来なかったということです。これでは何のために作戦を立てたのかが分からなくなってしまいます。悪かった原因だけを探るのではなく「やろうとしたことに対して結果はどうだったのか」という観点で振り返ってみましょう。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉があります。
江戸時代の武道の達人「松浦清山」の言葉だそうです。相手のアンラッキーで勝つことはあっても負けに関しては必ず理由があるということです。この言葉の通り勝った試合よりも負けた試合に関して原因を追究し今後に繋げていく必要があります。

2、練習計画の作成

反省卓球が完了したらそれを元に今後の練習で自分がやっていかなければいけない課題に対して優先順位をつけていきます。時間は限られていますので何個も課題をやっていたのでは最終的に何を自分はやろうとしていたのかを見失うことになりかねません。毎日の練習時間、練習のコマ数、1コマ内の時間など細かく区切って決めていきます。ある程度の期限を決めて取り組むことが大切です。

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・以下参考例(指導プラン『映像分析』からの引用/左利き想定)

技術の習得には時間がかかるのは当然ですが自分でその目標に向かって逆算して取り組んでいく姿勢が大切です。


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