ハッピーバレンタイン!
八戸市出身の卓球指導者沼田です。→プロフィール
自分がコーチングをする上で心掛けている項目の中に
「練習の意図を伝える」

というのがあります。
トップアスリートとなると何のためにその練習を行っているか、またどのような練習をしていかなければいけないのかというのが自分で考え、実行に移すことができます。しかしながら小中学生の選手や目的意識の低い選手は
「他の人もやってるからこの練習をしよう」
「先生に与えられた課題だからやろう」
という考えが多いです。
私もそのような時期がありました。
実際小さいころから理論的に物事を考え実行に移すというのは難しいですから練習をしていく中で意図を見出すことも多々あります。それに練習をする前から長々と
「この練習をやる意図は~~~」
と言ったところで頭には入りません。
そこでポイントとなるのが

小刻みに言い続ける

ことです。
「小刻みに言い続ける?」って。なりますよね。
仮に10分間その練習をすることにします。
コーチは練習している選手達の周りをウロウロ(笑)しながら
「はーい。回転かけることを意識してー。」
「高い打点で打つよー。」
「前傾姿勢になりすぎないでねー」
と練習のポイントを呼びかけます。よく多球練習などで見かけますよね。
そうすることにより選手たちは自然と何を意識して練習しなければいけないかが頭に入ってきます。
言い続けて頭と体で反復で覚えて少しずつ選手たちへ意識付けをしていきます。これが小刻みに言い続けるということです。
その内こちらから言わなくても少しずつ選手達自身が意識をして取り組んでくれるはずです。強くなるには選手達自身が「自ら考える」という事を習慣化することが大切ですね。

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