沖縄が梅雨入りして、少しずつ夏が近づいてきていますね。
夏と言えば”中総体!!”も間近に迫ってきました。
中学生になるとダブルスの試合が多くなり中総体の団体戦でもダブルスがあります。
小学校から上がった子供たちにはダブルスの楽しさを覚えてもらいたいですがまず大事になるのはダブルスのパートナーを決めるペアリングです。
その際に学校の先生やクラブの指導者の方はダブルスのペアリングについて誰と誰を組ませればいいか悩まれると思います。
ダブルスはペアリング次第で「1+1=2」ではなく「1+1=3、4・・・」となるのも醍醐味の一つです。
ということで、いくつか考慮すべきポイントを紹介していきたいと思います。
参考になれば幸いです。

1、フォア主戦型はダブルス向き

ダブルスはシングルスとは違い二人で交互に打つためシングルのような速いラリーになることはほとんどありません。また自分が打った後はパートナーが打つためシングルほど早く戻る必要もありません。そのため威力が出しやすいフォアドライブを使って大きくダイナミックに動くことができます。またフォアで打つことでプレー領域にスペースを確保することもできます。なおかつ多少打球点を落としてもフォアで打つことで相手にブロックさせることができ、連続で攻撃を仕掛けることもできます。

ダブルスはある程度のレベルまでは「先にドライブをしたもの勝ち」のようなところがあるので”ちょりドラ”ができる選手がパートナーにいると試合を有利に進めることができます。
※ちょりドラ・・・ループドライブのような遅く緩いドライブのこと

これらの理由からフォアを主戦にする選手はダブルス向きと言えます。

2、丁寧なプレーをする選手はダブルス向き

上記記載の「先にドライブしたもの勝ち」と同じくらい「ミスをしないもの勝ち」というのもダブルスの特徴です。
自分から打って得点することよりもゆっくりでもいいので丁寧にプレーをし、相手のミスで得点することがダブルスでは重要になります。
極端なことを言うと打ってミスするぐらいであれば全てツッツキでもいいと私は思っています。それぐらい限られた狭いスペースで交互にプレーするというのは難しいのです。

シングルスでは消極的でなかなか自分から仕掛けられないという選手でもダブルスでは逆にそれが長所となり得点に繋げることができるので自分をアピールしてみましょう。

3、左利きと右利きのペア作りを優先する

交互に打ち合うダブルスではスペースを広く使える左利きと右利きのペアリングは有利とされています。
左・右ペアはシングルスと同じように基本のポジションがバックサイドとなるため、迷いも少なくプレーすることが可能です。特に3球目においてはシングル同様の構え位置から攻撃ができるのでとても攻めやすく、先手を取りやすいと言えます。
一つだけ難点があるとすれば左利きのレシーブです。
ダブルスのサーブの位置は決まっており左利きのバックサイド半面になります。通常左利きはバックサイドはバックでレシーブすることが多いのですが、ダブルスの場合はロングサーブを強打しやすいように回り込んでフォアで取ることが多くなります。最近はチキータを使うことが多くなってきたためバックで取る選手も増えておりますがそれでもレシーブの部分でやりづらいという左利きの選手はまだいます。
しかしながらネット際まで体が入れられ、ボールに近い位置でレシーブすることができるのでやはり左利きはとても有利と言えます。

このようにシングルスとダブルスでは違う点が多く、シングルスで活躍できない選手でもダブルスになると途端に活躍する選手もいるぐらい、ポイントを掴めば誰でもチャンスがある種目です。
選手同士の特徴や相性などを分析して唯一無二のペアリングを探してみてください。

【ダブルスに関するブログ】
・ダブルスを勝つ!!(入門編)
・ダブルスを勝つ!!(右・右コンビ)
・ダブルスを勝つ!!(右・左ペア)

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