朝はブラックコーヒーからスタートが毎日のルーティン。

こんにちは。
八戸市の卓球指導者沼田です。→プロフィール

東北人から関西人へ

埼玉工業大学を卒業した青森県八戸市で育った坊主が向かう次なる目的地は食い倒れの町大阪府を要する関西地方は和歌山県。
本州最北端の青森人の私にしてみれば東京以西は未開の地であり言葉も違い、ある意味異国の地へ行くような感覚でした。(青森弁のお前が何を言うか!!という声が聞こえてきそうですが)
和歌山県の方には大変失礼ではございますが和歌山に行くまでは和歌山の場所さえも分からず・・・すみません。その時は和歌山で9年間も生活するなんて思っても見ませんでした。

そもそも日鉄物流(入社時は住友金属物流/以下日物)に入社する経緯は現在も監督をされている杉井監督より声をかけて頂いたことがスタートです。大学時代それ程目立った成績の無い私に声をかけてくださったのには沢山の方のお力がありました。
私の年代は早稲田には下山、時吉、久保田、明治には足立、日高、平屋、松山、青森には村守、中央大学では白神、森下、など近年では稀にみるぐらいの粒ぞろいの中で声をかけてくださったのには大変感謝しております。

沼田の仕事内容

ここで私の業務内容を少し紹介。
名前の通り物流会社なので物を運んでナンボの会社です。卓球部の選手達はいくつかある部署にそれぞれ配属されていました。実業団と言えど業務は普通に定時まで行い残業があれば練習ができないという日もありました。
入社当時の私は国内の物流部門の部署で作業内容を船へ連絡したり訪船して書類を記入したりする内航代理店をしておりました。24時間稼働している仕事に関連する内容でしたので退社後してから深夜に電話が来るなんてこともありました。

年数が経つごとに業務内容は変わっていき、それに伴いある程度知識がついてくると自分の意見が通らないに事に苛立ったり、理不尽なコトを言ってくる人に対して怒りの感情が出てきたりと組織で働くことの大変さや、人間一人では何もできない、たくさんの人の協力があって仕事が円滑に進んでいるんだなということを感じる事が出来ました。
沢山の失敗をしながら時に厳しい言葉をかけられがら何回も現場や船長へ謝罪をしに行きましたがそういう時にお話した方に限って最終的には一番気にかけてくれたりアドバイスをくれる人だったりするというなんとも不思議なものだなと感じたものでした。
仲良くさせてもらった船の船長さんの中には和歌山に着岸すると飲みに誘ってくれたり、試合にまで応援に来て下さる方までいました。

”なまり”が役に立つときがきた

船とは衛星電波を使って電話をするので多少の時差があり普通の電話より聞き取りづらい特徴があります。それに加え船長は東北地方出身の方が多くなまっている方が多い。いわゆるずーずー弁ですね。ずーずー弁と言えば・・・

先輩社員:そういえば沼田君青森出身だったよね。
沼田  :はい。そうですけど。
先輩社員:船からの電話は全て沼田君に対応してもらおう!!
沼田  :・・・

ジョークなのか本気なのかいつも話していました。
まさか入社早々こんな自分がお役に立てるとは思いませんでした。

和歌山に行った当初、東北人には関西弁(和歌山の人は関西弁ではなく和歌山弁と言いますが)がなかなかきつく聞こえて常に怒られているような感覚で慣れるまでけっこうしんどかったのを覚えています。言っている方はそんなつもりなく普通に話しているのでしょうが・・・

逆に私の言葉も通じないことがありました。通じないとは少し極端すぎましたがその一部を紹介します。

和歌山で通用しない言葉ランキング

第一位、いずい
第二位、ごみを投げる
第三位、濁点のついた接続詞

他にもあったと思いますがすぐに思いついたのがこれでした。一位と二位は単語なので単純に方言になるのでしょうが、三位は何気なく会話の中で言ってしまっている言葉がちょいちょい意味不明のようです(笑)
心の中で私は
「八戸出身の俺の言葉そうなってたら青森市や弘前市の方と本気で話したらこの人たちはどうなるんだ」
と常々思っていました(笑)

業務終了後はいよいよ練習!!

さて業務が終わるといよいよ練習です。
練習場は仕事場から車で5分程度の所にあり卓球部の専用なっておりました。
業務の終了時間は一人ひとり違うので仕事が終わり練習の準備ができたものから順次行うという感じです。
だいたい18時頃から20時半ぐらいまでの実質2時間ぐらいの練習時間です。
1コマ50分ぐらいで休憩を入れて2コマぐらいの計算です。練習内容はそれぞれが考えたものを行いダブルスがある選手(団体戦では必ずダブルスがある)はダブルスの練習をほぼ毎日行っていました。
規定練習が終わってからはトレーニングやサーブ練習などする選手もいて家に帰ると10時ぐらいだったりしましたね。

練習時間は決して長い時間ではありませんでしたが自分が一番実力が下でしたので上の選手についていくのに毎日が必死でした。ボールのスピード、回転などの質や緩急の使い方など日々勉強でした。

私の住処は練習場から10分程の会社の寮でした。部屋はベットと机が一つ置いてあり、クローゼットが二つぐらいの狭い部屋でしたがご飯は用意されておりお風呂も大きく特段不便はしませんでした。
「朝起きて、ご飯を食べて、仕事して、練習して、ご飯を食べて、お風呂に入って、寝る。」
途中、社宅に入るまでこのサイクルを4年程続けました。


そんなこんなで社会人になり初めての公式戦。前期日本リーグに出場することになります。早速チームに迷惑をかけたデビュー戦の内容は社会人編パート②で!!


【関連ブログ】
自己紹介5-1 大学編~埼玉工業大学とは~
自己紹介5-2 大学編~地元埼玉国体にて~
自己紹介5-3 大学編~卓球王国中国へ~
自己紹介5-4 大学編~最終回~


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