こんにちは。
八戸市の卓球指導者沼田です。→プロフィール

夏休みマンツーマン練習、たくさんの方にご参加頂きました。ありがとうございました。八戸市内は既に中学校は2学期が始まっておりますが小学校も本日より始まりました。
マンツーマン練習ではこれまでなかなか見つけることができなかった選手の特徴も発見でき私自身も大変勉強になりました。選手の実力はそれぞれですがそんな中でも面白ことにほぼ全員の選手があまりうまくできていないというポイントがありました。それは追って紹介していきたいと思います。

さて今回はフットワークの足の動かし方についての動画解説第二弾です。
「バックー回り込みーフォア」と俗に言われる「2本1本」のフットワークになります。この練習はバックハンドが入り、回り込みが入り、大きくフォアに動くという三つの構造で成り立っています。練習の際はどの点に注意をして行えば良いかを解説していきたいと思います。

1、動く方向へ足を出す

これは前回の第一弾でも解説致しましたがフットワークの基本となりますので確実に行うようにしましょう。
動き出す方向の足をまず小さく出してから動くというものです。右利きの場合でバックからフォアへ動く場合は右足を少しだしてから左足ー右足という動きになります。フォアからバックに動く際はこの逆で左足を小さく出してから右足ー左足という感じです。無意識にできている選手もいますがまず自分ができているかを確認しながら行ってみましょう。

2、バックサイドの回り込みは大きく回る

このフットワークでの一番のポイントと言っても過言ではない回り込みでの注意点です。ほとんどの選手で見られることですがバックを打った後の回り込みをする時に次のフォアを意識してしまい小さく回り込んで詰まった状態で打球するということが多く見られます。これでは実戦で得点に結びつくことは少なく練習のための練習になってしまう可能性が高いです。フットワークを覚えたての選手はまだしも、ある程度動きを身に着けている選手であればバックサイドは大きく回り込んで大きくスイングするようにしましょう。大きく回り込むと次のフォアのボールが届かないと思うかもしれませんが数をこなしていくうちに届かなかったものが届くようになります。それが練習です。一つ一つの動作を正しく行わなければ間違った足の運びやスイングになってしまうのでこのポイントは特に注意して取り組んでほしいと思います。

3、フォアサイドは飛びつかず足数を増やし反動で戻る

バックサイドを回り込むとフォアまでの距離が遠くなるので初めのうちは飛びついて打ってしまうことが多くなると思います。これはある程度仕方のないことですのでまずは飛びついてでもボールにくらいついて足を動かし続けることを意識しましょう。しかしながらそれだけではバックサイドが大きく空いてしまい得点に繋がりにくいので足数を増やして踏ん張って打つことが必要になってきます。そしてその踏ん張りの反動を使ってバックサイドに戻ります。ポイントは「踏ん張り」「反動を使う」ことです。
フットワークは単純に足を動かすということから覚えますが次第に速く動き、そしてより広い距離を動きながらも強いボールを打てるようになる必要があります。その際にこの「踏ん張り」「反動」が大切になります。右利きの選手であれば右足で踏ん張り、左利きの選手であれば左足で踏ん張ります。(動画は左利きの為左足となっています)台から下がってしまう最大の原因はフォアサイドの打点が落ちてしまうことです。そうならないためにできるだけ飛びつかずにフォアサイドを打ち、踏ん張った反動を使いバックサイドに戻れるようになりましょう。


【動画つき記事】
フットワークの足の動かし方(左右1本1本)
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