この記事を書いている最中に嬉しいニュースが入ってきました。
日本卓球リーグプレーオフJTTLファイナル4で日鉄物流ブレイザーが優勝しました。

参照:日本卓球リーグ実業団連盟

結果→日本卓球リーグ実業団連盟HP
ラリーズ記事→「全員がMVP」日鉄物流ブレイザーズ、後期4位から下剋上の創部初V

前回出場したのが私が引退した年でしたので5年ぶりの出場となり、今回は後期リーグ4位としての出場でしたがそれをものともせず創部初となるファイナル4優勝の快挙を達成しました。

実業団チームでもフルタイムで卓球をできるチームもあれば仕事をしながら業務終了後に練習というチームもある中、日鉄物流は「業務優先」のチームでありながら優勝したということはとても価値のあることだと思います。

私が勤めていた時と体制は変わっているかもしれませんが仕事と卓球と大変な毎日を死に物狂いで過ごしてきた監督、選手に元気をもらいました。次は来年の全日本での活躍を期待したいと思います。

こんにちは。
八戸市のニッタク契約コーチの沼田です。→プロフィール

さて自己紹介社会人編の第7弾になります。
2013年、「住友金属物流」と「日鐵物流」が統合して「日鉄住金物流株式会社」となり新会社が誕生します。
住友金属物流として最後の日本リーグから日鉄住金物流の初陣までの話になります。

1、最後の日本リーグ

「住友金属物流」として戦う最後の日本リーグは5位という成績で終えることになりました。
会場となった大阪は会社の事業拠点があるということもありたくさんの社員の方やOBの方が応援に来てくださいました。

交通事故から明けて団体戦とはいえ初めてのシングルの試合となりました。とはいえ、オーダーされた試合では私に回るまでに全て決着がつき結局のところ1試合も戦うこともなく終了しました。特にチームが勝った試合では私の前の番で勝負が決まりおそらく「沼田まで回すと負ける」ということでチームメイトが全集中してくれたのだと思います。

私としては体はだいぶ良くなっていましたが練習はまだやり込めておらず自信がない中で迎えた試合でしたが先輩、後輩のお陰で無事大会を終えることができました。そのような状態でもオーダーに私の名前を書いてくれた監督には感謝すると同時に「次の試合では必ず期待に応える」と誓った大会でもありました。

私が入社してから住友金属物流として「全日本実業団選手権2位」「ファイナル4出場」という結果を残すことができ先輩たちが繋いでくれた襷を少しだけ前に進めることができたかなと思いました。

住友金属物流として最後の日本リーグ。大阪市中央体育館にて。

2、新ユニフォーム

いろいろな競技のクラブがある企業では合併や統合、社名変更など時に現存するクラブが今後どのように運用されていくのか注目されます。住友金属物流卓球部も今後どうなっていくのか監督・選手、そしてOBの方々も心配していました。結果的にたくさんの方々のお陰でこれまでよりも強固な体制で卓球部をバックアップしていただけることになりました。

社名が変わるということでユニフォームも一新されました。
我々はバタフライ・ニッタク・ミズノ・VICTASの4社でユニフォームを作成しました。
これまでの住友グループの象徴である井桁マークがなくなり新日鉄グループの新しいマークがつきました。青を基調としたマークでとても目立ちました。

住友を象徴する井桁マークの住友金属物流のユニフォーム
ユニフォーム全体が新日鐵グループのマークをイメージした日鉄住金物流のユニフォーム

3、いざ日鉄住金物流!!

日本国内だけでなく世界規模での事業を展開している会社ですので昨今の厳しい情勢の中、これまでと変わらず卓球部へ手厚い支援を頂けたのは大変有難いことでした。卓球部として成績を残さなければいけない一方で新会社となりシステム変更や体制変更などで日々の業務も多忙を極め、練習ができない日もありましたがその分、以前よりも合宿を組めるようになったり、スパーリングパートナーを手配できるようになったりと質の高い練習ができるようになりました。

結果でお返しするべくこれまでよりも自分たちを追い込み日々の練習に取り組みました。各種大会の結果は以下の通りでした。
———————————
・前期日本リーグ神奈川大会 6位
・全日本実業団ベスト8
・全日本選手権団体の部 3位(創部初)
・後期日本リーグ大阪大会 4位
・日本卓球リーグプレーオフファイナル4 4位

———————————-

全日本選手権団体の部(通称:総合団体)では創部初となる3位入賞、3年ぶりのファイナル4出場としり上がりに調子を上げていきました。会社の規模が大きくなったということで直接会場まで応援に来てくださる社員の方も増えて大変心強い声援を送ってくださいました。
個人戦としてはチームとして目立った成績は残せませんでしたが新チームとして来年以降に繋がる手ごたえを掴めました。

新会社となりなんとか1年目を終えれると一安心した頃、これまでチームを引っ張ってくれた「中村公宣主将」とダブルスのパートナーの「森田有城さん」が引退することになり今後どういうチーム作りをしていくのか話し合うことになります。

続きは次回の「沼田勝主将になる」で!!


【関連ブログ】
自己紹介6-6 社会人編
自己紹介6-5 社会人編
自己紹介6-4 社会人編
自己紹介6-3 社会人編
自己紹介6ー2 社会人編
自己紹介6-1 社会人編