テセウスの船。
「真犯人はお前だったのか!!」
というより現代でもう一回上野樹里さんと一緒になっていて良かったという安堵感の方が強かった。いや~面白かった☆
そして次はいよいよ☆半沢直樹☆またまた「倍返し」を期待しましょう☆

こんにちは。
八戸市の卓球指導者沼田です。→プロフィール

強くなるには様々な技術練習やトレーニングを行っていかなければいけません。
小学校低学年から中学生に上がるぐらいまでは感覚を掴むためにボール遊びなども行った方が良いと私は思っていますがそれ以外の練習方法としてダブルスで行う練習があります。
中学校の団体戦においてはシングルスとダブルスに同じ選手が2点出場すること(俗に言う単複) はできません。高校に入るまでにダブルスの経験をするとなると全国的な試合で見れば
「カデットの部(13歳以下、14歳以下の部)」
「全日本卓球選手権」
ぐらいになると思います。それ以外となるとそのチームでダブルスを任されている選手です。このようにダブルスの試合自体が少ないのでそもそもダブルスの練習をする必要性がないということが言えます。
しかしダブルスの練習によって得られる効果はシングルスにも活かせることがたくさんあります。練習の人数が多くてしょうがなくダブルスで打ち合うクラブや学校もあると思いますがその目的を理解して行うことができればとても意味のある練習になるので是非参考にしてみてください。

ダブルスでの練習は足を止めてはならないのでフットワークが身につく

卓球のダブルスは交互に打つのがルールになっています。その為打った人はパートナーの邪魔にならないように打った後に動いてスペースを作ってあげる必要があります。そしてパートナーが打った後は次は自分が打球するので前に入り打つ体勢を作る必要があります。ダブルスはこの繰り返しです。
つまり止まっている時間がないということです。
総じてダブルスが上手い選手はフットワークが良い選手が多いです。

シングルの場合だと自分のペースでコート内を動けばいいので極端な話動きたくなければ動かないでプレーしてもいいわけです。その為「あの子は足が動かない」という話がでてくるわけです。
そういう選手には二人ペアにしてダブルスで練習を試してみてはいかがでしょうか。
おそらくいつもの倍ぐらい疲れるはずです。この「動き続ける」というのがシングルスの練習に戻したときに活かされるはずです。

ダブルスでの練習は動くスペースが狭いので微調整する力が身につく

先ほどダブルスでは動き続けなければいけないというお話をしましたがダブルスは広いスペースを大きく動くわけではありません。狭いスペースを短い時間で動き続けなければいけません。これを実行するにあたり重要になってくるのが「微調整」です。簡単に言うと細かい動きですね。もちろん遠いボールに対しては飛ぶつきのように大きく動く必要がありますがそれ以外は基本的に台の近くを最短距離で動き続けなければいけません。
シングルスでももちろん微調整の動きは必要ですがダブルスでの練習するよりコートが広くなるため足の動かし方がわからないという話をしばしば聞きます。ダブルスでは足を大きく動かそうにもパートナーがいるため自然と歩幅が狭くなり微調整がしやすくなります。この「自然と」と言うのがポイントですね。本人が無意識のうちにできるようになっているわけですからね。しかしながら無意識で行っていることを反復していくことで体が覚えていきますが自分なりに理解をした上でできるようになると更に身につくスピードがあがっていきますので「無意識⇒意識的」を目指していきましょう。

ダブルスでの練習は自分がミスをするとパートナーに悪いという心理が働くのでミスをしない力が身につく

ダブルスは二人で行う為、自分がミスをしてしまうとパートナーが打球することができません。練習をしていて自分ばかりがミスをしていると「申し訳ない」「すまない」と思う人は多いはずです。そうなると次は「ミスをしてはいけない」と言う思考が働きプレーが丁寧になります。ここで言う丁寧とは「ゆっくりボールを入れる」「リスクのある攻撃はしない」などです。ダブルスはパートナーが打ったボールに対して自分が準備してラリーをしていかなければいけないのでそもそもラリーを続けるのが難しいという競技性を持ち合わせています。「ミスをしないようしないと!!」と考えられてもそれをプレーとして実行するのはそもそも難しいのです。
しかし意識して練習を続けていきこの考えを習慣化することができればラリーが続けられるようになります。そしてこの意識のままシングルスを行うと全て自分の打ったボールが返ってくるので「あれっ!!打ちやすい!!」という感覚になり、以前よりもミスが減るはずです。

このようにダブルスで練習することによりシングルスにでも通用する、むしろやることによりプラスになることがたくさんあります。
人数が多い為に仕方なくダブルスの練習をするのではなく上記に挙げたような成果が得られるということも念頭において練習してみましょう。


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