いよいよ本日から八戸卓球アカデミースタートしました。初日の今日は8名の方が参加してくれました。ありがとうございます。まだまだ参加可能ですのでご連絡お待ちしております。

こんにちは。
八戸市出身の卓球指導者沼田です。→プロフィール

ラリー練習は1球練習とも呼ばれお互いが打ちあい、ラリーを続ける練習ですが、今回紹介する「続けないラリー練習」は1球目から6球目ぐらいまでコースを決め、そこまででラリーを辞める練習になります。何故続けないのかというと卓球は1球目から6球目まででいかに主導権を握り攻めれるかが非常に重要で、あえて6球目以降ラリーをしないことにより決まったコースの攻めの質を上げる為です。6球目までの攻めの質を上げることによりラリー戦を優位に進めることができるので是非取り入れてもらいたい練習です。
サービス編(SV編)・レシーブ編(RV編)・フットワーク編と3つの項目に分けてみていきます。

練習内容(SV編)

SV側はまず短いサーブを出します。ツッツキのレシーブをバックドライブで返球しバックにブロックされたボールを回り込んでミドルに強打するという練習です。
ポイントとしては
1、サーブは2バウンドさせる短いサーブ
2、3球目・5球目でラリーを決めるという気持ちで強打する

3、打点を落とさない

この3点です。

RV側のポイントは
1、ツッツキのボールを深く送る
2、ブロックミスをしない
3、ミドルに来た強打をなんとか入れる

この3点です。

SV側は短いSVをだします。ストップされたボールに対してバックにツッツキをしてバックドライブされたボールを回り込んでミドルへカウンターという練習です。
ポイントとしては
1、ストップが甘い場合は強打する
2、ツッツキを深く送る
3、カウンターは威力よりも精度を重視する

この3点です。

RV側のポイントは
1、ストップは短く止め、浮かさないようにする
2、ツッツキが甘い場合は強打で攻める
3、ミドルに来た強打をなんとか入れる

この3点です。

練習内容(RV編)

RV側は全てチキータをします。相手のバックハンドをストレートへ返球しフォアに来たボールもストレートへ返球する練習です。

ポイントとしては
1、チキータをミスしない
2、チキータした後の戻り(準備)を速くする
3、ストレートの精度を高める(初めはミスしない程度で)

この3点です。

練習内容(フットワーク編)

通常行うフットワーク練習でもポイントを決めて続けない練習をしてみます。
バック2本フォア1本のフットワークです。2往復目のフォアのボールを強打してフィニッシュです。最後のフォアサイドのボールは決めに行くボールなのでその前の回り込みが重要になります。強打する前はタメを作ることが必要なので一瞬のタメ、静止を意識しましょう。あとはできるだけサイドを狙うように心がけましょう。

※2往復目のフォアの解釈
バック・バック(回り込み)・フォア・バック・バック(回り込み)・フォア(フィニッシュ)という意味


SV側もRV側も練習相手をしているという意識ではなく「自分の課題練習だ」という意識で取り組むことが大事です。

これまで紹介した練習は全てコースが決まっていますが相手のボールが浮いたり、コースが微妙にズレたりした時点でオール対オールで打ちあうようにしましょう。そうしないと練習の為の練習になる可能性があり試合で生かせる練習にならないので常に試合を想定した練習にしましょう。


【ブログ/練習方法について】
『ミスを減らす』 2、打つボールを選択する
『ミスを減らす』 1、ボールを長く持つ
フットワークで意識すること②力を抜く
メニューの組み立て方(指導目安:中学生)
メニューの組み立て方(指導目安:小学生)
フットワークで意識すること①蹴る・止まる
初心者が試合で勝ち、強くなる為にすべきこと
練習の意図を伝える




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